社員研修旅行(1班)3、4日目

令和7年4月9日(水)~12日(土)
*有村溶岩展望所
有村溶岩展望所
3日目は鹿児島へ移動。昨日の雨が嘘のように空が晴れ、暖かく、絶好の観光日和でした。

そんな日に向かったのは、有村溶岩展望所です。現在も活動中の桜島を間近に見ることができました。
そこかしこに積み重なった溶岩を見て、こんなのが当たったらひとたまりもないな...と思いました。
また、噴火に備え、周辺には待避所がポツポツとありましたが、それがまた現実味があって恐怖を感じました。

ですが、お土産屋のおばちゃんが元気に明るく観光客に声を掛けている姿を見て、毎日こうやって全国の人を迎え入れてくれているんだと、気持ちがほっこりしました。
*フェリーにて移動中
フェリーにて移動中
有村溶岩展望所を後にし、桜島港から鹿児島港へフェリーで移動。
気候が良く、空気が澄んで、デッキで感じる風は最高に気持ち良かったです。

そこから次に向かったのは、知覧特攻平和会館。
たくさんの遺品や遺書が展示してありました。
日本のために命を落とした人たちが居たことを忘れてはいけません。
戦争の悲惨さ、命の尊さを改めて学びました。

特攻隊員の平均年齢は21歳。我が子だったら...と胸が締め付けられ涙が止まりませんでした。
*長崎鼻
長崎鼻

最終日。前日は指宿名物砂風呂も体験し、元気に最終日を迎えました。

最終日の天候は薄曇りでしたが、長崎鼻から開聞岳を眺めることができました。
薩摩半島の最南端。随分遠くに来たなぁ、と感じました。

長崎鼻には浦島太郎伝説に出てくる龍宮城をモチーフにした龍宮神社があり、乙姫様が祀られているということです。
朱色の神社は、青い海と青い空に囲まれ、おとぎ話の中のワンシーンのようでした。
*龍宮神社(開聞岳をバックに)
龍宮神社(開聞岳をバックに)
楽しい旅行もあと少しです。

鹿児島にゆかりのある偉人に会いに最後は維新ふるさと館へ。
誰もが知っている西郷隆盛や大久保利通など、幕末の時代に活躍した薩摩藩の歴史に触れることができました。

個人的に衝撃を受けたのが、当時の日本人の平均身長は155㎝ぐらいだったのに対し、西郷隆盛が180㎝、大久保利通が178㎝だったこと。食生活の大切さを感じました。
のちに西郷さんは肥満に悩まれることになりましたので、今も昔も大食漢には注意ですね。

さて、長い旅行もあっという間に終わりました。

各々が楽しい土産話を持って笑顔で帰宅。楽しんだ後はしっかりお仕事頑張りましょー!